先日、こんな記事を更新しました。
上記の記事で、我が家のルールを書いたのですが、今回はそのルールについて、解説していきます!
子どもの歯をムシ歯菌から守りたい!と思っているお父さん、お母さんに是非見ていただきたいです♩
ルール!
3ヶ月毎に歯科検診に行く
3ヶ月に一度、歯科医院から
【健診のご案内】のおハガキが届くので、
必ず受診しています。
歯科検診はなぜ必要?
家で磨けてるから行かなくてもいいんじゃない?
乳歯は永久歯に比べて歯の質が薄くて柔らかく、非常にムシ歯になりやすいです。
そのため、仕上げ磨きをしっかり行っていても、見落としている部分があったり、知らず知らずのうちにムシ歯になってしまっている部分があるかもしれません。
ムシ歯になってもあまり痛みがないこともあり、気づいた時にはかなり進行していることもあります。
そのため、日常のフッ素配合の歯磨き剤を使った仕上げ磨きにプラスして、定期的に歯科医院でチェックしてもらうことが必要です。
こちらの歯磨き剤(バナナ味除く)はフッ素濃度の関係で6歳から使用できるようです♩
バナナ味は濃度が低いので6歳以下のお子さんにいいと思います!
(うちの子どもたちはバナナ味愛用中です♩)
☟おすすめの歯磨きジェルです♩☟
歯科医院でフッ素塗布してもらおう!
3つの効果があります!
①歯を強くする
フッ素には、歯の表面のエナメル質を強くする成分が含まれているため、乳歯に塗布して歯の質を強化します。
生えている途中の永久歯にも高い効果があります。(乳歯と同じように歯の表面が薄く、弱い状態です)
乳歯の前歯が生え始めた頃から15歳くらいまで3ヶ月毎にフッ素塗布を行うことで、高い虫歯予防効果が得られます!
ちなみに、我が家の長男と長女は上と下の前歯がそれぞれ6本ずつ生えそろったタイミングで歯科検診を受け始めました!
受診するタイミングを迷われる方は、受診したい歯科医院に予め確認するといいと思います!
13.14歳頃までに永久歯が生えそろうので、
そろって1年経過する頃まではフッ素塗布を続けるのがオススメです!
3ヶ月毎のフッ素塗布で歯が強くなっていくんだ!
歯医者さんのフッ素は、おうちで使う歯磨き剤よりも濃度が濃いから、定期的に塗ってもらおう!
そのタイミングで、ムシ歯がないかチェックも一緒にするために、はがきを送ってくれるんだねー!
②歯の修復を促進する
ムシ歯になりかかった部分にフッ素が取り込まれ、歯の修復を助けます。
③ムシ歯菌の活動を抑制する
フッ素の抗菌力により、ムシ歯の原因菌の働きを抑えます。
定期検診の間隔は、お子さんの歯の質や
歯科医院の方針により異なりますので、歯科医院受診の際ご確認下さい。
歯ブラシの毛の硬さは普通のもの
強く磨きすぎない
硬い歯ブラシで強く磨くと何がいけないの?
歯ぐきにダメージを与えてしまう
固い歯ブラシで強くガシガシと磨くことで、歯ぐきにダメージを与えることになり、ヒリヒリと痛みが出てきてしまいます。
汚れを取ろうと一生懸命やっても、これでは歯磨きは痛くて嫌だというイメージがつき、仕上げ磨きをさせてもらえなくなってしまい逆効果になってしまいます。
逆に柔らかい毛の歯ブラシは、毛がしなりすぎてしまい十分に汚れを取ることができません。
普通の硬さの歯ブラシで、磨いてあげましょう!
ペンを持つようにして磨いてあげると、余計な力が入らずに磨けるのでオススメです♩
赤ちゃんや、歯磨きがちょっと苦手なお子さんに関しては、
柔らかめの歯ブラシで少しずつ慣れさせるように磨いてあげましょうね♩
月に一度歯ブラシを交換する
小さな歯ブラシで毎日、お口の中のたくさんの菌を清掃していますよね。
どれだけしっかり洗って乾燥していても、根元にはどうしても菌が残ってしまいます。
また、1ヶ月経過するタイミングで、毛のコシがなくなり、清掃能力が落ちていってしまいます。
我が家では毎月1日に全ての歯ブラシを交換しています!
清潔な歯ブラシで毎日キレイに磨きましょう♩
デンタルフロスを毎日通す
汚れの除去率が約2割高まる
歯磨きだけの清掃だと、汚れの除去率は約6割と言われています。
デンタルフロスを使用することで、除去率が約2割高まると言われています。
汚れというのは、細菌の塊です。
ムシ歯の原因菌を、歯ブラシだけでなくデンタルフロスも併用して、予防効果を高めましょう!
お口の中の異常が発見できる
デンタルフロスを通すときに、引っかかるような感覚があったり、ほつれて切れたりするときはムシ歯になっている可能性があります。
早めの受診が必要です!
使用頻度に気をつけよう!
デンタルフロスは、1日1回行うことで効果を得ることができます。
夜、寝る前に歯磨きをする前に必ずフロスを通しています。
うちの子たちは1日1回でムシ歯予防がしっかりできています。
最近は自分でやりたがるようになってきたので、仕上げ磨きを終えてからやっていいよーとフロスを渡しています!
週に1、2回の頻度でも効果はあるの?
毎日使用しない場合は、元々使用していない人と効果は変わらず、予防効果はありません。
最低でも1日1回です!!
夜の歯磨きは念入りに!
奥歯の溝は30回磨く
眠っている時は、唾液の分泌が大幅に減少してしまいます。
お口の中が乾いている状態だと、ムシ歯菌が活発になりやすいです。
唾液には、食べかすや細菌を洗い流す作用があったり、抗菌作用があったり、ムシ歯予防にとても役立つ大切なものなんです。
そのため、唾液が減ってしまう寝る前に、しっかりフロスを通したり歯磨きをして、できるだけお口の中の細菌を減らしてあげましょう!
奥歯の溝にも汚れがたまりやすいので、30回位磨いてあげるといいと思います!
時間のない時は奥歯の溝、フロスを通す
幼稚園バスが来てくれる朝は特にバタバタです(汗
奥歯だけはしっかり磨くようにしています。
フロスはどこかお出かけした時にやるようにしていますが、なかなかできないのが現実です。涙
おじいちゃんおばあちゃんのお家に行ったもんならお菓子食べ放題ですし(涙)ちょっと心配になりますが、食べた後はお茶を飲むよう本人たちにもおばあちゃんにも伝えて、少しでも食べかすが残らないようにしてもらっています。
アメ、チョコ、ジュースは週1回以内
なるべく買わない
☑︎砂糖がたくさん入っているもの
☑︎お口の中に長くとどまるもの
☑︎歯にくっつきやすいもの
は、ムシ歯になるリスクが高いです。
アメ、チョコ、ジュース以外に、キャラメルや、スポーツ飲料、炭酸飲料にも砂糖が多く含まれています。
ですが、ムシ歯になりやすいおやつは食べないでください!
ということではありません。
お子さん、そういったもの大好きですもんね!
おやつの食べ過ぎはよくないよ!
砂糖の取り過ぎは体にも良くないしね…
量を考えて食べるようにしようね!
ダラダラとおやつを食べない!食べ過ぎない!(30分以内には食べ終わる)
おやつを食べたら歯を磨く!
を気をつければ、リスクは低下します!
ムシ歯になりにくいおやつって、
どんなもの?
☑︎お口の中をサッと通り、長い時間とどまらないもの
☑︎よく噛んで食べるもの
☑︎ムシ歯を作る原因の砂糖が入っていないもの
例:ヨーグルト(無糖)、ナッツ、りんご、チーズ、するめ、小魚 など です!
ちなみにうちの長男と長女は、緑色の入れ物に入ったラムネ(ブドウ糖からできているようです)や、おせんべいが好きですよ!
口をつけたものを共有しない
食べ物をフーフーして食べさせない
生まれたばかりの赤ちゃんは、お口の中にムシ歯菌はいません。
ではなぜ子どもはムシ歯になってしまうのでしょうか…?
親からの感染
・箸やスプーンなど、食器の共有、ジュースなどの回し飲み
・熱い食べ物をフーフー冷ましてから食べさせる
・固い食べ物を親が噛み砕いてから食べさせる
・愛情表現のキス(口同士)
などの行為により、子どもに感染します。
親の唾液がお口に入ってしまうと感染してしまうということになります。
フーフー冷ますのがよくない理由は、息をかける時に、唾液が飛んでいる可能性が高いので、やめた方がいいです!
冷ましたい時は、手やうちわであおいだり、冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷ますようにしています。
また、ムシ歯菌は、口の中に歯が生えているところでないと生きていけません。
生後6ヶ月頃、歯が生え始めてくるとムシ歯菌の感染が始まってきます…。
特に、1歳6ヶ月〜乳歯が生えそろう3歳頃までの時期に最も感染しやすいと言われているので、感染させないよう十分注意しましょう!
そして、むやみに甘いもの食べ物や飲み物を与えないよう、気をつけましょう!
お仕事が忙しく、なかなか管理できないパパさん、ママさんへ
お世話になっている歯科医院の歯科衛生士さんがおっしゃっていました。
『歯科衛生士だからって、子どもにムシ歯がないわけじゃないんだ。保育園のおやつでチョコレートとか何回も出るしね。』
遅くまでお仕事、おやつの管理もできないし、とても大変だと思いますので(毎日お疲れ様です…!)
これだけは徹底してあげてほしいです!
・夜寝る前のデンタルフロス、フッ素配合の歯磨き剤で仕上げ磨き(毛の固さは普通)
・おやつを食べたら歯を磨く(難しい場合はお茶を飲んだりお口をゆすぐ)
子どもの頃からムシ歯予防のケアをすることで、将来の歯の健康が決まります!
親がしっかりと守っていってあげましょう♩
最後までご覧頂き、ありがとうございました!